住友商事は7月4日、川崎汽船、日揮、日本政策投資銀行と4社で、マレーシアの海洋サービス事業者インソン社が手掛ける浮体式石油・ガス生産貯蔵積出設備(FPSO)の保有・傭船事業への参画に基本合意したと発表した。4社は契約発効後に合弁会社を通して、インソン社が運営するFPSO保有会社に26%出資。同保有会社は2017年5月にガーナ沖南西約60キロメートルのOCTP鉱区において原油生産を開始しており、2018年半ばには同FPSOからガーナ国内向けの天然ガス供給が開始される予定。住友商事にとっては初のFPSO保有・傭船事業となる。