住友商事は8月4日、100パーセント子会社の住商リアルティ・マネジメント(SRM)を通じて、米国不動産を投資対象とした国内機関投資家向け私募ファンド「USプライムオフィス(USPO)ファンドⅠ」(資産規模約350億円)を6月に組成、運用を開始したと発表した。このファンドは、同社グループが米国不動産投資に関心の強い国内機関投資家に対し、物件確定型の商品として提供するもの。投資対象資産として、グループ会社の米州住友商事が保有していたシカゴの「203 North LaSalle」とマイアミの「マイアミタワー」が組み入れられている。