住友商事は8月23日、東芝およびIHI社と3社でコンソーシアムを組成し、バングラデシュの石炭火力発電公社が推進する超々臨界圧石炭火力発電所の建設工事および港湾建設工事を受注したと発表した。同事業は、石炭火力発電所建設と日本の鹿島港をモデルとした深海港建設の複合プロジェクトで、バングラデシュ南東部マタバリ島に建設を予定。発電容量は1,200MWで、バングラデシュにおける総発電容量の約1割を担う見込み。総事業費は円借款案件としては過去最大規模の約5,000億円で、8月に着工し、2024年7月の完工が予定されている。