住友商事は9月12日、地域交通の低炭素化を進めるさいたま市、埼玉高速鉄道の協力を得て、世界初となる電車の回生電力を電動バスに超急速充電する『ゼロエミッション地域公共交通インフラ(電動バス)』の開発・実証事業を開始すると発表した。同事業では従来回収が難しかった電車の回生電力を次世代蓄電池によって全量回収し、同電力をパンタグラフ接触式充電器により電動バスに5分以内に「超急速充電」する、新たな交通インフラが開発・実証される。住友商事は共同実施者の早稲田大学アカデミックソリューション社と共に電動バスの普及阻害要因の課題解消を検証する。