住友商事は10月3日、米国の動物医薬品メーカーPAH社と戦略的業務提携を行うことで合意し、PAH社に出資参画したと発表した。世界の動物薬市場は約3兆円規模で、2007年以降年平均4.5パーセントで成長しており、中でも米国はペット用動物薬で世界最大の市場で、その規模は5,000億円にも上る。住友商事は中国で畜産用動物薬事業に参画しているほか、インドネシアでも現地大手動物薬メーカーとの業務提携契約を締結するなど、世界規模での動物薬ビジネス展開に向けて基盤を着実に構築しており、将来的には動物薬ビジネスでのグローバル売上高を1,000億円、業界TOP 10入りを目標としている。