豊田通商は12月19日、インドネシアの大手複合企業FKS社、マレーシアの大手製粉メーカーMFM社と共にインドネシアで取り組んでいる製粉事業会社BFM社の小麦粉製造能力について、今後3年間で段階的に増強することを発表した。増設する設備は2019年半ばから順次稼働予定で、2021年に全ての設備が稼働すると製粉能力は2倍にまで拡大される。インドネシア消費者の多様化する食のニーズに応えるべく2012年に合弁でBFM社を設立。パンや麺、菓子など小麦粉加工食品の需要拡大を受け、小麦粉の消費も年率4～5％の増加が見込まれており、同国の小麦粉加工食品の生産拡大と品質向上への貢献を目的に、製造能力の増強が決定されている。