豊田通商は1月30日、準天頂衛星システム「みちびき」を活用した車線単位の高精度ルートガイダンスシステムの実証事業を、タイ国・バンコクで行うことを発表した。同実証事業は日本貿易振興機構の「日ASEAN新産業創出事業」第2回公募の採択案件で、実証実験は3月に実施予定。豊田通商グループは交通渋滞国のタイでGPSによる単独測位を活用した日本方式の交通渋滞情報生成・配信事業を推進しており、GPS受信機搭載のタクシーから直接収集される位置・時刻などの情報を基に生成した渋滞情報を、交通情報アプリで配信するとともに自動車メーカーなどへ提供している。