豊田通商は4月20日、高精度測位技術を活用した事業領域の拡大を目的に、センチメートル級の衛星測位サービス事業化を目指すグローバル測位サービス社(GPAS社)へ出資したことを発表した。GPAS社は、MADOCAを用いた実証実験などを通じて、「MADOCAを活用した高精度測位補正サービス」の事業化を目指している。衛星信号補正データの配信サービスは、高精度衛星測位の実現のためには不可欠な技術基盤。豊田通商は関連する企業や関係省庁と協業しながら、衛星信号補正データの新たなニーズを発掘することで事業化を促進する役割を担う。