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2018年08月8日

流通情報誌『激流』9月号

特集「食品商社 物流費高騰下で問われる稼ぐ力」

『激流』という月刊誌は川中、川下の業界を扱う業界誌で、今月号は川中の食品商社を特集している。

採り上げた企業は、三菱食品、伊藤忠食品、日本アクセス、国分グループ、三井食品など大手7社。各社社長のインタビューも掲載されている。

 

川上の総合商社同様、各社昨年の業績はよかったようであるが、今後の見通しは厳しいというのが、記者の意見である。それを裏付けるように、今まではメーカーごとに帳合が決まっていたが、単品ごとに帳合を変えるという掟破りが登場し、メーカー・卸双方に混乱を起こしているという。それというのも、流通・倉庫・人件費の高騰で、利益の創出が難しくなっているからだ。

国内問題は、この業界でも他人事ではない現実がある。

慣習の見直しと並行して行われているのが、事業領域拡大と価値創出というキーワードだ。詳細は記事を見てほしいが、海外での展開など、学生の関心の高いテーマも多い。

大手の一角・神明の藤尾益雄は次のように語っている。

「世界の人口は、2100年に100億人を超えると言われています。世界中で食糧不足になり、日本は食糧の輸入が止められてしまう可能性があります。米と野菜、魚だけはしっかり食べられるように規模の拡大を急いでいます。自分たちの頑張りが企業価値向上につながるのでやりがいはあるはずです」

なお、川上の総合商社と川中の食品卸の関係は、以下のようになっている。

三菱商事——三菱食品、マルイチ産商

伊藤忠商事——日本アクセス、伊藤忠食品

丸紅・双日・豊田通商——国分

住友商事——加藤産業

三井物産——三井食品

 


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