豊田通商は2月20日、高機能液晶調光フィルムの開発、製造、販売を行う九州ナノテック光学社株式の大分ベンチャーキャピタル社からの取得、また第三者割当増資を引き受け同社に35.28%出資することを発表した。併せて豊田通商から取締役3名の派遣も発表されている。高機能液晶調光フィルムは会議室や商業施設など様々なところで使用され需要が高まっている。また、CASEと呼ばれる自動運転や電動化などの新技術、MaaSといった新たな移動サービスの台頭により、自動車の使い方、車内での過ごし方の変化で、車内空間への考え方の変化も考えられ、自動車への活用も期待される。