豊田通商は5月7日、カナダ・オンタリオ州のゴアウェイ・ガス火力IPP事業において、保有する株式のすべてを同国の発電事業者Capital Power Corporationに売却する契約を締結したと発表した。なお、共同株主であるJERA社も同事業の全株式を同社に売却する契約を同日締結している。豊田通商は、2009年より同発電事業に出資。天然ガスを燃料とした火力発電所で87万5000キロワットをオンタリオ州内にある電力卸売市場に電力を販売してきたが、事業ポートフォリオの見直しを行った結果、株式売却決定に至った。