豊田通商は10月1日、連結子会社ISAO(イサオ)の全保有株式を、日本国内の第三者に譲渡したことを発表した。グループの事業領域の柱の一つであるMobility分野では、自動車産業が100年に一度の大変革を迎えており、グループは市場環境の変化をチャンスと捉えて対応するため、ネクストモビリティ戦略を推進、エレクトロニクス分野においてもモビリティ領域での事業に注力している。一方ISAOは、主にモビリティ以外の領域で、クラウドMSPや受託開発(SI)などの事業において自社サービスに特化したビジネスを展開しており、ISAOが独自の強みを軸に今後も成長できる環境を考慮した結果、最適なパートナーとなる第三者への全株式の譲渡を決定した。