豊田通商

2020年01月8日

水稲生産技術研究所のハイブリッドライス採種方法の特許取得を発表

豊田通商は1月8日、出資する水稲種子開発企業「水稲生産技術研究所」が、ハイブリッドライスの効率的な採種法に関する特許を11月1日に取得したことを発表した。二つの系統を交配させて生まれるハイブリッドライスは、従来型の品種に比べて食味や収量の向上など有用な性質を持たせることが可能ながら、二つの親系統を交配させて採種するため、種子の収量低下やハイブリッドライスにならない花粉親系統の種子が混ざりやすい課題があった。水稲研はこれらの課題解決につながる効率的な採種方法を発明し、種子収量増加に成功。またこれにより、採種工程の工数削減も期待される。


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