伊藤忠商事は4月23日、話題となっている厚生労働省向けの布製マスクについて、自社の対応を発表した。緊急性が求められていることから、当初生産分は縫製工場での自社検品後、厚生労働省に納品を行ったが、同省より各社から調達をしたマスクの中に不良品が発生しており、検品を強化するようにとの指示があったため、伊藤忠商事は未配布分を全量回収すると共に、今後納品するマスクは、現地縫製工場における通常の検品に加え、輸出前の外部業者による検品、さらに日本に輸入後も社員も数十名立ち合いのもと、専門業者による検品と三重の全量検品体制を敷き強化を図っている。