伊藤忠商事は11月15日、スカパーJSATと共に、米国Orbital Insight社と衛星画像解析データの日本国内での代理店契約を締結したと発表した。近年の技術発展に伴う衛星の小型化や、廉価な衛星打ち上げサービスの拡大を背景に、全世界で数十から数百機の低軌道衛星の打ち上げが予定されており、大量の衛星データが供給されるようになる。それに伴い、衛星データを人工知能や機械学習で解析する地理空間情報分野のマーケットは今後急速な拡大が見込まれ、2022年までには総額250億ドルを超えるマーケットに成長予測する調査もある。