『日経ビジネス』2017年12月4日号
伊藤忠商事社長=岡藤正広インタビュー
“保守的な商社体質を捨てる”
『日経ビジネス』編集長の東昌樹氏が、就任以来7年で三菱商事や三井物産に並ぶ総合商社のトップ集団に育て上げた、伊藤忠商事の岡藤正広社長をインタビューした記事である。
「か・け・ふ(稼ぐ・削る・防ぐ)」、就業時間の変更など、すでに語られていることも多いが、日本企業への警告は辛辣だ。
「いっぺんやってみて、ダメならやめる」
「経営者が皆守りに入っている。日本以外は産業革命以来の革命の時代なのに、既得権益を守ってばかりいたら日本は大変なことになる」
自社の将来を見据えながらも、変化に弱い日本に強い危機感を持っていることがわかる。