伊藤忠商事は12月27日、ベルギー・プロメセーラ社の第三者割当増資を引き受けたことを発表した。プロメセーラ社は、健常人ドナーの肝組織由来の再生医療用細胞製品(他家・細胞医薬品)の開発を行っており、同製品は尿素サイクル異常症(UCD)、慢性肝不全の急性増悪(ACLF)、非アルコール性脂肪肝炎(NASH)などの治療薬として現在、有効性検証の治験を進めており、世界初の肝臓疾患治療薬の実現に向けて、計画を着実に進めている。伊藤忠商事は今回の資本提携を通じ、プロメセーラ社の再生医療事業の拡大を支援していく。