伊藤忠商事は3月29日、中国において急速な拡大が見込まれる透析市場へ参入するため、杏泰医療集団（SUNTOP）への戦略的投資を実行、持分20%を取得し中国における医療関連ビジネスに本格的に参入すると発表した。SUNTOPは2003年に日本製透析機材の中国販売代理店から事業を開始し、現在は約1,000ヶ所の病院内透析センターとの取引関係を構築。それに留まらず、病院内透析センターの企画立案、設計、保守、医師及び看護師への教育研修支援、透析患者の教育支援等を、透析分野に於けるソリューションプロバイダーとして包括的に提供する事業を展開している。2018年には独立型透析クリニック事業にも参入し、中国全土に展開予定。