伊藤忠商事

2019年04月23日

昆虫テクノロジー企業「ムスカ」に出資

伊藤忠商事は4月23日、昆虫を用いた100%バイオマスリサイクルシステムを開発したムスカ社に出資し、戦略的事業パートナーとなったことを発表した。ムスカは旧ソ連の宇宙開発関連技術を研究起源とする昆虫(イエバエの幼生)を活用した100%バイオマスリサイクルシステムを確立。一般的に家畜の排泄物を原料としてつくる堆肥は、微生物の活動により通常最低2~3か月程度の時間を要し、堆肥過程で温室効果ガスも排出されており問題視されているが、ムスカの昆虫を活用したシステムは1週間程度と短期間で肥料化でき、昆虫の消化酵素により分解されるため、温室効果ガスの発生量も抑えられる。


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