伊藤忠商事

2019年06月4日

次世代がん治療法の研究を支援

伊藤忠商事は6月4日、名古屋大学と、がんの治療法の研究を目的とした産学協同研究講座を設置することに合意したと発表した。今回の産学協同研究講座は、名古屋大学大学院医学系研究科の藤城教授の下、がん細胞の増殖との関連性が指摘されている細胞周期の制御異常に注目し、2022年9月までの40ヵ月にわたり、先進的ながんの遺伝子治療法の研究を行う。研究で対象となっているDNAの複製に関係するたんぱく質を標的とした治療法の研究は、既存の研究と比べても新規性が高く、革新的ながん治療に繋がる可能性がある。