伊藤忠商事は3月4日、昨年度に資本業務提携したVPP Japan社の第三者割当増資を新たに引受け、同社との資本関係を強化したと発表した。VPP Japanは国内の流通サービス施設等の屋根に無償で自家消費型太陽光発電システムを設置し、施設に直接、長期間にわたり安価な電力供給を行う「オフグリッド電力供給サービス(太陽光第三者保有モデル)」を展開してきた。また伊藤忠商事は新たなビジネスモデルを構築するべく、4月に「電力・環境ソリューション部門」及びその管下に「次世代エネルギービジネス部」を新設。同部のVPP事業では、VPP Japanと共同で国内の分散電源拡大を図る。