伊藤忠商事
人事・総務部 採用・人材マネジメント室
土屋 諒馬（つちや・りょうま）
1992年生まれ/早稲田大学政治経済学部卒/2016年入社
「ひとりの商人、無数の使命」。このコーポレートメッセージは、企業理念である「豊かさを担う責任」に込めた意図をわかりやすく示した言葉です、伊藤忠商事の強みである卓越した「個人の力」を生かし、社員１人ひとりがビジネスの現場でマーケットが求める商品やサービスをお届けし、「商いの先に広がる豊かさ」を広く社会に提供し続けること。それこそが創業者・伊藤忠兵衛をはじめとする近江商人の経営哲学「三方よし」（売り手よし、買い手よし、世間よし）と合致する持続的発展の道筋であり、当社が果たすべき「使命」です。
「非財閥系の雄」と呼ばれる伊藤忠商事は、組織力はもちろんですが、特に１人ひとりの社員の力を最大限に生かして成長していきました。「業界のプロ」の育成を基本方針とし、総合商社にとって最大の経営資源である「人材」の育成に積極的に取り組んでいます。例えば「新人海外派遣制度」は入社４年目までに全総合職を非英語圏に派遣し、語学力の向上および国際的視野の養成を図ることを目的として実施しています。
いったいどんな人間が伊藤忠商事にマッチするかは、私自身ひと言で述べることはできません。ただ当社はあたかも “動物園” のように、多種多様な人間が集まっています。共通点があるとすれば、彼らはみな、「謙虚すぎず、傲慢すぎず」という、一緒にいてとても気持ちのいい人間です。伊藤忠商事は生活消費関連分野に強みを持つ会社です。この商売は、資源ビジネスと比べれば１つひとつの商売の規模は大きくはありませんが、非常に多くのお客様とのお取引の積み重ねによって成り立っています。お客様との関係を深め、商売を大きくしていくためには、そのようなお客様から好かれる人物が不可欠なのです。
非財閥系商社である伊藤忠商事の新たな歴史を創ろうという意気込みのある方、向上心と熱い志を備えた皆さんと出会える日を楽しみにしています。
撮影＝白井智