商社の仕事人(35)その6

2017年10月7日

JFE商事 高沢健史

 

互いに幸福を感じる

ビジネスを目指して

 

 

チームとして新たな幸せを

2011年11月、高沢は3年余りのシンガポール勤務から東京本社の鉄鋼貿易本部薄板貿易部冷延表面処理鋼板貿易室に異動。現在、屋根や壁などの建材やドラム缶用の薄板を海外のエンドユーザーである建材メーカーなどに直接販売する仕事に携わっている。そして今も月に1回は海外に出張し、地場の建材メーカーの開拓に励んでいる。

「家電用の薄板は日本製品にプレミアムがありますが、建材には家電用ほどのプレミアムはありません。ですから、デリバリーの正確さ、JFEとしての信頼度など、きめ細かなサービスで勝負をしています」

そして、今後の展開についてこう語った。

「個人の力ではなく、チームで何か大きいことをやりたいですね。同僚や現地スタッフとともに、1つのことを成し遂げるというのは、とても楽しいんです。スキルを磨き、経験を積み、結果を出す。そうした幸せを自分が感じなければ、取引先をはじめ、スタッフ全員を幸せにすることはできません」

こう語る高沢は、新しい出会い、新しい幸せを求め、今日もアジア各地を飛び回っている。

 

学生へのメッセージ

「私は就職活動のスタートが遅かったのですが、できれば多くの会社に行って、その会社の人に会ってほしいと思います。自分の期待する仕事像と実際に入社して行う仕事のギャップを少なくするには、人に会うのがすべてです。そして、自分が楽しめる仕事を見つけてください。仕事をするということは本来楽しいことです。ハードルが高くても、それを跳び越える方法を考えるのを楽しむようにしたいですね。最後に、帰国して驚いたのですが、現在、弊社は若手がとても多く、与えられる仕事が大きいので、その分、頑張って実力をつけたいという方には、とてもいい会社です」

 

高沢 健史(たかざわ・たけし)

【略歴】
1982年、兵庫県芦屋市生まれ。関西学院大学総合政策学部卒。2006年、JFE商事入社。現在、鉄鋼貿易本部薄板貿易部冷延表面処理鋼板貿易室に所属。

 

『商社』2015年度版より転載。記事内容は2013年取材当時のもの。
写真:葛西龍

 


関連するニュース

商社 2024年度版「好評発売中!!」

商社 2024年度版
インタビュー インターン

兼松

トラスコ中山

ユアサ商事

体験