「商社」就活体験記⑪

2018年04月20日

素を出して納得できる面接を!

この春、ユアサ商事に入社した4人の新入社員から、商社志望の就活生に、自身の経験を綴ったレポートが届いた。彼らがどのように活動し、何を考え、商社の内定を手にすることができたのか。ユアサ商事2人目は、関西学院大学の中塚健太さんのレポートです。

 

 

 

関西学院大学 中塚健太

 

◆どのような就活をしたのか 良かったこと、良くなかったこと

2016年12月頃から就職活動に取り組み始めました。いざ始めようと思っても、自分が何をしたいのか、どの業界がどんなことをしているのかも分かりませんでした。インターネットや周囲から情報を集めましたが、それだけでは分からないことが多かったため、金融・人材・商社・メーカーなど様々な業界のインターンシップやセミナーに足を運びました。同時に自己分析も進め、どのような仕事だったらやりがいを感じられるかを考えました。「自身の行動によって周囲の役に立ち、必要とされること」にこれまでモチベーションを見出してきたことに気づき、そのようなやりがいを感じられる仕事をしたいという考えに至りました。メーカーやユーザーの間に立ちそれぞれの利害関係を調整し、双方の利益に貢献できる商社ではそれが可能なのではないかと考えました。そこからは主に商社のみにエントリーし、選考を進めました。

良かった点としては、自分の足を運び多くの現役社員や人事の方々からの話を聞けたことで、それぞれの働き方や会社の雰囲気などをイメージしやすかったことです。

一方で、就職活動を始める時期が遅かったため、足を運べる企業が限定されていたことが反省点だと感じています。

 

◆情報収集はどこが良かったか、良くなかったのか

3月に入ってからは説明会と並行してOB訪問をしていたので、商社で実際に働いている方の意見や感想、働き方などネットや説明会だけでは聞き得なかったことを得ることができ、様々な知見を得ることができました。

 

◆なぜ商社なのか

正直なところ、商社が気になった最初のきっかけはなんとなくかっこいいなと思ったからです。そこから業態や企業について調べていくうちに自分のモチベーションを最大限に見出せる環境があると考え、この業界で働きたいと思いました。

 

◆なぜその企業に決めたのか

就職活動の選考の中で最も素の自分を出せたからです。第一志望や志望度の高い企業の面接では自分を良く見せようと誇張してしまったり、緊張して自分のことをうまく相手に伝えられなかったりし、面接を突破できなかったことがありました。そこから、「素を出して納得できる面接をして落ちたら仕方がない」と考え、素の自分で勝負するように取り組みました。その取り組みの中で最も自分を出せ、且つ内定を頂いたということは自分の性格に合っているのだと感じ、ユアサ商事に決めました。

 

◆商社での仕事の夢と不安 将来のこと

社内の人・取引先等の社外の人を上手くマネジメントし、利益を生み出せる人材になることです。ユアサ商事は今、海外展開を大きく進めています。将来は海外の新拠点を一任されるような人材に成長したいです。

今のところ不安は特にありません。働き始めれば不安や悩みはいくらでもできると思うので今は最後の学生生活を楽しんでいます。

 

◆後輩たちに伝えたいこと、アドバイス

就職活動を始めるのに早すぎる時期はないと思います。自己分析やSPIの勉強、企業研究などやることはたくさんあります。私自身、もっと早く始めておけばよかったと感じています。あとはありのままの自分を出せれば納得のいく就職活動ができると思います。

 


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