人事部発「学生たちに告ぐ!」

2021年02月10日

日鉄物産 人事部・人材開発課
マティアス・パーガムズさん(3)

商社は学生のどこを見て、何を感じて内定を出すのか――。
その疑問に答えるべく、日本を代表する商社の人事部採用担当者にご登場いただき、最近の学生像や求める人材について語ってもらった。

 

採用活動のポリシーは〝学生と会う〟

採用活動にあたって力を入れているのは、早い段階から学生さんと会いに行くということ。遠方などで会えない方も、ウェブを通じた面談の導入を考えています。ウェブセミナーは過去に一度実績がありますが、そのほか面談、座談会などさまざまなイベント、コンテンツの拡充を図っているところです。

会うという点でもう一つ、当社の採用活動ではインターンシップも重視しています。2019年はまず7月から「1/2 DAY」として、半日のコンパクトなワークショップを北海道・東京・大阪などで順次開催。続けて八月下旬には「5DAYS」として、商社のビジネスを疑似体験するミッションに挑戦してもらう5日間のプログラムを東京本社で実施しました。

このうち「5DAYS」は日本国内をはじめ、イギリス、アメリカ、オーストラリア、香港など海外からも参加いただき、34名ほどで行いました。日本の学生にもダイバーシティを実感してもらいつつ、チームに分かれてビジネスを立ち上げてみるという内容です。最終日には役員・部長クラスの前でプレゼンをしてもらい、商社パーソンとしての発想力など参加した皆さんの他者分析も相互に行いました。

なお当社のインターンシップは選考とは直接関係なく、あくまで就業体験を通して、自分が商社業界に向いているかどうかを確認する場です。ですから、私たちも日常業務についてありのままお伝えすることで、皆さんの就活やキャリア選択のサポートができればと考えています。

また採用サイトのオープンとともに、全国の大学での学内説明会や東京・大阪を中心とした当社独自の説明会を行いたいと考えています。海外駐在員、女性社員、若手社員たちとの座談会を行う交流セミナーなどの開催も予定。交流セミナーでは、当社の現場の雰囲気などを肌で感じていただけるでしょう。

そしてアメリカ人である私が今ここにいるように、当社はダイバーシティを積極的に進めています。同じ人事部には、台湾やマレーシア出身のメンバーもいます。グローバル企業にとっては、出自はあまり関係ないでしょう。私も日本の学生はもちろん、色々な国の学生たちに会いたいと思っています。

全世界をビジネスフィールドとする日鉄物産で、未来に向かってチャレンジしてみたいと考える皆さん、そして自分自身で思考しながら当社とともに成長したいと考える皆さんと、お会いできることをとても楽しみにしています。

 

マティアス・パーガムズ

1997年、米イリノイ州シカゴ市出身。ハーバード大学・ハーバードカレッジ(生物学専攻)卒業。2019年、日鉄物産入社。

「兄が好きだったマンガは『犬夜叉』。自分も子供の頃からずっと読んでいました。そんなふうにして、早くから日本語、日本文化に親しんできたんです」「クラシックのパーカッションは、高校卒業後も趣味として続けています。大学ではハーバードラドクリフオーケストラの一員として、2か月ごとの定期公演を行ってきました」「また大学ではeスポーツ組合の幹部として、その振興に努めていました。今もワーク・ライフ・バランスのライフの部分では、格闘ゲームのチャンピオンになるという夢を掲げています」「専攻とは全く違う道へ進むことになり、これからどのようなキャリアパスが描けるのか自分でもまだよく見えていません。しかし若いうちに世界を見て、いろんな体験をしておくことは、人生においてとても大切だと考えています。学生の皆さんも自身の専攻にあまり囚われず、幅広い視点で進路を考えてもらえたらと思います」

 

取材:2020年9月

 


関連するニュース

商社 2024年度版「好評発売中!!」

商社 2024年度版
インタビュー インターン

兼松

トラスコ中山

ユアサ商事

体験