人事部発「学生たちに告ぐ!」

2021年02月25日

ユアサ商事 人事部主任
松野萌子さん(3)

商社は学生のどこを見て、何を感じて内定を出すのか――。
その疑問に答えるべく、日本を代表する商社の人事部採用担当者にご登場いただき、最近の学生像や求める人材について語ってもらった。

 

ユアサ商事の働く環境

当社の働き方改革の取り組みについてもご紹介します。2015年にPCシャットダウンシステムを導入し、導入からの5年間で約45分の残業時間削減に成功しました。2020年には2年連続で「健康経営優良法人認定制度」に認定されました。

女性が働きやすい環境づくりも心がけています。女性活躍のための制度や社内のあり方を検討する、女性社員による「女性活躍推進会議」を定期的に実施しています。この会議をきっかけに、男女社員ともに育児や介護、通院などのため短時間の有給休暇が取得できる「時間有給休暇制度」がスタートしました。産休・育休制度も整っており、2019年度には子育てサポート企業として「くるみん」の認定を受けています。育児短時間勤務制度では小学校3年生の学年末までに対象期間を拡大して職場復帰をしやすくしました。また、昨年より出生支援休業制度を整え、1名の社員が利用しました。

 

新規成長事業にチャレンジする若い力を求めます

ユアサ商事は2026年のビジョンとして業界トップレベルの収益構造を持つ「つなぐ複合専門商社グループ」への成長をめざしています。売上高6000億円、経常利益200億円の達成に向け、数多くの販売先様と仕入先様による業界最大級のネットワークを活かして三位一体で築き上げたコア事業を基盤に、拡大する新市場を成長事業と位置付け、さらなる成長を加速していきます。「つなぐ複合専門商社グループ」として、従来の仕入先様と販売先様をつなぐことに加え、事業と事業をつなぐ、日本と世界をつなぐ、技術と市場をつなぐ、など専門商社としての存在価値を最大化するためには社員一人ひとりのチャレンジが必要不可欠です。

採用活動においても、従来の当社の採用コア層に加えて、理系人材、女性、外国籍人材の採用を強化し、イノベーションを喚起する組織風土形成を目指していきます。

新しいビジネスを創出し、自らの市場価値を高めていく、そのようなことにわくわくできるような皆さんと数多く出会えることを期待しています。

 

松野萌子(まつの・もえこ)

1989年、東京都生まれ。明治大学情報コミュニケーション学部卒。2012年ユアサ商事に入社し、総務部に配属される。2017年に情報システム部に移り、2020年4月から人事部の採用担当となる。大学時代はラクロス部に所属しゲームキャプテンとして活躍。チームを関東一部リーグのベスト4に導いた。

「ラクロス部ではコーチやОGなど社会人と関わる機会が多くありました。学生時代に、同世代の友達だけでなくそれ以外の世代の人たちの様々な価値観、仕事観に触れることができたのは貴重な経験であったと感じます。
就活では、たくさんの社会人の先輩との出会いが待っていると思いますので、積極的に話を聞き、その中でご自身の働くイメージを膨らませてほしいと思います。あとは、私自身の反省も踏まえて、さまざまな業界、企業をできるだけ多く見て回ることをお勧めします。
その中で当社に興味を持ってくださった方と選考の場面でお会いできるのを楽しみにしています」

 

取材:2020年9月

 


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