三菱商事 人事部 採用チーム
久保井慎太郎さん（３）
商社は学生のどこを見て、何を感じて内定を出すのか――。
その疑問に答えるべく、日本を代表する商社の人事部採用担当者にご登場いただき、最近の学生像や求める人材について語ってもらった。今回は、商社の雄、三菱商事・人事部採用チームの久保井慎太郎さん。自らの就活体験や三菱商事入社の理由なども含め、久保井さんから皆さんへのメッセージを肌で感じてほしい。
今年の採用イベントの第一弾は３月初旬に開催した「MC Interactive Fair」です。このイベントでは、約1300名の学生に対して、人事部採用チームリーダーが講演を行ったあと、三菱商事の８つの部門・グループの合計約50名の社員がテーマ別の会場で少人数の座談会を行い、各事業内容を把握していただきました。
続いて、３月中旬に「女性活躍セミナー」を開催し、約600名の女子学生を対象に、女性活躍推進に関する三菱商事の取り組みなどについて女性活躍・ダイバーシティ室長が講演するとともに、第一線で活躍する女性総合職３名を交えたパネルディスカッションを行いました。
また、三菱商事社員への訪問を多くの方にしていただきたいと考え、各大学への社員リストの掲載に加えて、若手社員を紹介する「社員紹介センター」もこれまで同様に実施しました。また、社員訪問が難しい海外や地域にいる学生を対象に、オンライン社員訪問ができる仕組みも新しく整備して、より多くの学生の皆さんに社員にお会いいただく環境を提供いたしました。
今年の採用活動では、エントリーシート提出とテストセンター受検の締め切りを前年よりも１か月早め、３月末に設定した関係から、書類選考に合格した学生を対象に、三菱商事をより深く理解していただくための採用イベントを４月以降に実施しました。
まず１つは４月下旬〜５月に開催した「MC Premium Fair」です。このセミナーは「インフラプロジェクト」「B to Cビジネス」「新興国ビジネス」「インストラクター×インストラクティー」といった学生の皆さんの関心が高いテーマ別に、一回あたり社員３名が参加するパネルディスカッションで、計５日間実施し、約2200名の方に参加していただきました。
続いて、一次面接の前に、社員訪問の機会が少ない地方在住の学生に社員と触れ合っていただくため、札幌・仙台・名古屋・福岡の支社において本音で語り合う「社員交流会」を開催したほか、先ほど述べたオンライン社員訪問も活用し、社員紹介を実施しました。
さらに、人事部採用チームリーダーと入社１年目の社員４名の対談動画「MC Premium Talk Session」を公開し、先輩社員たちが就活時にどのような準備をしたのか、面接はどのような内容だったか、また、入社後の生活や現在の仕事についての体験や意見を紹介しました。
このように、三菱商事のリアルを学生の皆さんにお伝えするため、2020年入社の採用活動でも私たちはさまざまなイベントを企画しておりますので、どうぞご期待ください。また、機会があれば、是非社員を訪問して、三菱商事の理解を深めてください。
選考スケジュールにつきましては、2019年入社予定の総合職の場合、「①プレエントリー」「②エントリーシート（ES）提出／テストセンター受検」「③WEB適性アセスメント受検／学業成績データ提出」「④面接選考」という４つのプロセスで実施しました。
３月上旬より「①プレエントリー」をされた方から随時、「②エントリーシート（ES）提出／テストセンター受検」のご案内をさせていただきました。そして②を３月下旬までに完了し、かつ「③WEB適性アセスメント／学業成績データ提出」をされた方を対象に、②③の内容を総合的に勘案し、「④面接選考」のご案内を行いました。面接は６月１日から、地方在住の方の利便性を考慮し、東京だけでなく札幌・仙台・名古屋・大阪・広島・福岡の各地域で実施しました。
また、海外留学や司法試験・教育実習、他社の選考などの理由で、６月選考を受験できなかった学生の方を対象にプレエントリーの締め切りを６月末に設定した７月選考を実施しました。加えて、三菱商事の研修施設に宿泊して面接だけでない手法を用いて選考を行う、ジョブ選考を８月下旬に実施いたしました。
なお、キャリア教育の一環として、総合商社で歩むキャリアなどを皆さんにお伝えする「MC Career Seminar」を９月から開催しております。皆さんがキャリアを考えるうえで、一助となるよう、キャリア教育活動も積極的に行っていきたいと考えておりますので、是非、弊社ホームページを訪れてみてください。
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