双日 人事総務部 採用課
山路乾太さん(2)
商社は学生のどこを見て、何を感じて内定を出すのか――。
その疑問に答えるべく、日本を代表する商社の人事部採用担当者にご登場いただき、最近の学生像や求める人材について語ってもらった。今回は、いま商社志望の学生たちから最も熱い視線が注がれている、若さと伝統を兼ね備える総合商社「双日」の人事総務部採用課の山路乾太さん。山路さんの言葉から、そのほとばしるような双日愛を感じていただきたい。
まず、総合職を志望される方向けの第1弾「双日DNAセミナー 〜人とビジネスを知る〜」では、双日が手がける海外プロジェクトをテーマに、商社の仕事の面白さや意義、双日らしさ、社員の想いを体感していただきました。東京、大阪、札幌、名古屋、福岡で計33回開催したこのセミナーには全体でおよそ1900名の学生の皆さんに参加していただきました。
第2弾は、東京と大阪合わせて18回開催した、少人数での座談会形式のセミナー「双日トークラウンジ 〜社風とリアルを知る〜」です。これは、双日の社風や事業について十分に理解した上で、「できるだけ多くの現場の社員と直接会って、リアルな双日について知りたい」と考える方のためのセミナーです。1回あたり約50名の学生の皆さんに参加していただき、じっくりと膝詰めで話していただきました。
第3弾は、エントリーシートを4月19日までに提出していただき、通過した方を対象として5月に開催した「双日トークライブ」です。計700名の皆さんに参加していただいた、このセミナーには「〜熱血! 事業経営編〜(資源ビジネス編)」「〜可憐な女性総合職社員編〜」「〜商社ビジネスの神髄編〜」「〜がむしゃら新入社員編〜」「〜「真の」グローバル人材編〜」「〜「激動!」若手時代編〜」「〜歴代採用チーム編〜」の7つのテーマ別のトークセッションがありました。新入社員、女性総合職、海外駐在員、経営人材など、様々な社員が語る「双日」は、面接を目前に控えた学生の皆さんにとってリアルに心に響いたようです。また、社長が自らの経歴や双日での働き方について語る「プレミアムトークセッション 〜藤本社長登場!〜」も選考直前、5月末に実施しました。
一方、事務職を志望される方には「事務職の働き方セミナー」を用意し、グループワークや座談会を通して事務職に求められる資質について体感していただきました。4月上旬から5月にかけて実施した、このセミナーによって、学生の皆さんには双日で働く事務職の女性の目線で理解していただきました。
なお、こうした広報期間のセミナーに先駆け、商社業界を理解していただくキャリア教育の一環として、商社のビジネスを体験していだたく「双日1dayインターンシップ」を、2017年8月下旬から今年の2月まで、東京、大阪、札幌、福岡で計18回実施しました。
また、12月と2月には5日間のインターンシップも1回ずつ実施しました。5日間の前半では、社会に出るにあたり最も大切な、皆さん自身が「何のために働くのか」というテーマについて、自己分析や社員との座談会を通じ、徹底的に考え抜いていただきました。後半は、双日が行う実際の自動車ビジネスを題材としてワークを行い、説明を聞くだけではなかなか全容がつかめない「商社」の事業について理解を深めていただけたようです。
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