兼松 人事総務部 人材開発課
松原俊介さん(1)
商社は学生のどこを見て、何を感じて内定を出すのか――。
その疑問に答えるべく、日本を代表する商社の人事部採用担当者にご登場いただき、最近の学生像や求める人材について語ってもらった。今回は、いま最も勢いのある情熱商社「兼松」の人事総務部人材開発課で採用を担当する松原俊介さんだ。
「君の商売は、語れるか。」
この問いかけに皆さんはどう答えますか。実はこれは過去3年間掲げ続けた当社の採用メッセージです。また、「事業創造集団」を標榜し、トレーディングをビジネスの主体に据える兼松に必須とされる、〝創造性〟と〝忍耐強さ〟を兼ね備えた「企業内起業家」について述べた言葉でもあります。皆さんが「君の商売」、つまり将来自分はどんなビジネスパーソンになりたいのかを明快に語ることができるかどうか。それは、自分の人生を見つめ直し、自らの未来をしっかり見据えていなければ言葉にできないものです。そしてそんな「自分自身の力でビジネスを生み出す」という挑戦の連続が、兼松の企業文化なのです。
この兼松の企業文化が結実した証として、現在、当社は好調な業績を継続しており、中期経営計画Vision130を1年前倒しで達成するなど、全社的に上昇機運に乗っています。いわば兼松はいま新たなステージに入ったのです。今後も持続的に成長していくために、「自分自身の力でビジネスを生み出す」という熱い気持ちを持った学生の皆さんを兼松は求めています。
では、採用スケジュールについてお話ししたいと思います。具体的には今後発信していきますが、その基本方針としては、引き続き〝兼松らしさ〟が貫かれています。ここでは2019年入社の採用活動(以下、昨年度)についてご紹介いたします。
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