人事部発「学生たちに告ぐ!」

2019年05月30日

兼松 人事総務部 人材開発課
松原俊介さん(4)

商社は学生のどこを見て、何を感じて内定を出すのか――。
その疑問に答えるべく、日本を代表する商社の人事部採用担当者にご登場いただき、最近の学生像や求める人材について語ってもらった。今回は、いま最も勢いのある情熱商社「兼松」の人事総務部人材開発課で採用を担当する松原俊介さんだ。

 

昨年度はエントリーシートの締め切りを4月1日とし、書類選考を通った方にSPIを受検していただき、合格した方に一次面接に進んでいただきました。一次面接は2名の面接官対学生2名、二次面接は営業部長と人事課長対学生1名の個人面接になります。面接ではエントリーシートに書かれたことをもとに話をします。ですから、エントリーシートにも、また面接においても、ありのままの自分で臨んでください。「就活巧者」を気取って、使い古したテンプレートで話を組み立てても、面接官にはすぐに見抜かれ、あなたらしさは伝わりません。また、兼松の面接は「互いを知る場」です。面接官が一方的に質問するだけでなく、学生の皆さんにも兼松のことをより深く知っていただくために、面接官には当社における自身の仕事や経験を積極的に、そしてありのままに話してもらうようにしています。「こういう局面で私はこう考えた。君ならどう考える?」という質問を投げかけ、ビジネスの最前線で活躍する兼松パーソンの考え方を感じていただきます。こうした面接を受けたことで当社への理解が深まり、志望度が向上したという方は多く、大変好評でした。

二次面接を終えると役員面接に進んでいただき、内定となります。なお、海外留学や公務員試験などを受験していた方は5月下旬にエントリーシートを締め切り、6月末に選考を行いました。最終的にプレエントリーされた方は約1万名、エントリーシートを提出された方は2300名、SPIを受検された方は1300名、面接へと進んだ方は700名で、内定者は29名となりました。そのうち、女性は4名、大学院卒が4名です。内定者は多彩な経験と考え方を持つ学生ばかりですが、その共通点は皆、熱烈な兼松ファンだということです。就職は大学入試や資格試験のように一定基準をクリアすれば受かるものではありません。ご縁があるかどうかは、まず相手を好きになることから始まると考えて、積極的にチャレンジしてください。

次に「エリア特定採用」の採用活動について説明します。「エリア特定採用」のセミナーは3月中旬から複数回開催し、社員4名に学生50名という規模で10回開催しました。エントリーシートの締め切りは5月上旬で、6月上旬から面接が始まります。面接回数は「広域採用」と同じです。なお、「エリア特定採用」のエントリーシートはWEB上での提出ではなく、一部手書きの書類を郵送していただきました。その行間から当社に対する気持ちや仕事に対する姿勢を推し量るためです。気持ちがこもっているものは一文字ずつ丁寧に書かれていますし、限られた枠の中で自分を表現しようとする姿勢が伝わります。細かいかもしれませんが、封筒に書類を入れる際、事前に封筒に宛て名を書いているか、書類が折れないようにクリアファイルに入れているか、空欄がないか、なども重要なポイントです。要するに、仕事をする上での相手を思いやる気持ち、こうすれば相手が心地好いであろうと考える想像力が必要なのです。ちなみにエントリーシートを提出された500名のうち、事務処理能力を重視した筆記試験(RCA)を受検していただき面接に進まれた方が150名ほどで、最終的に12名の方が内定となりました。

では、最後になりますが、私の就活および採用担当としての経験から皆さんにいくつかアドバイスをさせていただきます。

⇒その

 


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