丸紅パーソンに求められる「プロフェッショナリティ、変革力、コミットメント」(1)

2017年04月24日

丸紅人事部・野村さんが語る
「我が社のビジネス・人材教育・配属・人物」

3月19日(日)に福岡市で開催された九州商社会7大商社ファイルセミナー

当日、九州各地から集まった総合商社志望の学生たちに向けて開催された4つのパネルディスカッションのうち、7大商社の採用担当者7人が登場したパートを、各商社の承諾を受けた順に掲載する。

第1弾は住友商事。そして第2弾は、就活を通じて、学生たちがどんどんその社風に惹かれて人気が高まるという独立系総合商社、丸紅。パネルディスカッションに登壇した、人事部の採用・人材開発課長、野村容さん(所属、肩書はセミナー時点のもの)からのメッセージに、商社志望の就活生は、ぜひ耳を傾けてほしい。
丸紅・第1回は「我々は常に全産業と真摯に向き合っている!」。

 

○丸紅
人事部 採用・人材開発課長
野村 容
1994年入社
※所属・肩書は3月のセミナー当時のものです。

 

――現在注力しているビジネスや地域について。

野村:「現在注力しているビジネスや地域」というのは、よく尋ねられるのですが、あまりよい質問ではないんです(笑)。

全産業と向き合っているから我々は総合商社なんですね。ですから、いまは資源があまり良くないとか、非資源がいいとか言われていますけど、資源だって各社400~500人のメンバーが本当に、命を懸けて…とまでは言わないけれど、一所懸命にやっているわけですよね。「今どうしたらいいんだろう」とか、次の手を打っているとか、虎視眈々といろいろ考えてやっている。

ですから、この分野、このビジネス、この地域だけをやっているんだというのは総合商社としてはありえません。「ここの分野だけ」となったらそれは専門商社になってしまうわけですね。

そんな中で、丸紅がいま強いビジネスと言えば、インフラビジネスとアグリ関連ビジネスです。世界のトッププレーヤーの一員として戦っている。インフラビジネスというのは電気とか水などのビジネスで、アグリ関連ビジネスというのは農業関連のビジネス、すなわち肥料とか農薬関連から、穀物トレードなどを指します。こういった分野が現在強いとご理解いただければと思います。

つづく

 


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