住商が求める人物像「創造、発信、協働」(1)

2017年04月17日

住友商事・採用チーム長、藤和恒さんが述べる
「我が社のビジネス・人材教育・配属・人物」

3月19日(日)に福岡市で開催された九州商社会7大商社ファイルセミナー

当日、九州各地から集まった総合商社志望の学生たちに向けて開催された4つのパネルディスカッションのうち、7大商社の採用担当者7人が登場したパートを、各商社の承諾を受けた順に4回に分けて掲載する。

その第1弾は、財閥系でありながら、風通しの良いフレッシュな社風が人気の住友商事。パネルディスカッションに登壇したのは、人事部採用チーム長・藤和恒さん。ES提出前に、また、面接前に、豊富な商社パースン経験に裏打ちされた藤さんの言葉をしっかりと心に焼き付けてほしい。住友商事・第1回は「現在注力しているビジネスや地域」。

 

住友商事
人事部 部長代理 採用チーム長
藤 和恒
1994年入社

 

――現在注力しているビジネスや地域について。

:部門間で事業を推進していく「組織間連携」について、現在力を入れております。

住友商事は、商品軸で分けられた5つの営業部門が掲げるグローバル商品戦略と、地域組織が掲げる市場戦略の2軸で事業を展開していますが、マーケットのニーズが急速に変化・多様化し、2軸だけでは補足が難しい領域も出てきています。産業、機能や顧客軸でもマーケットを捉え、それぞれの組織が有するビジネス基盤やケイパビリティを活用して、既存の領域を拡大していくだけでなく、新領域や次世代産業といわれる分野にも挑戦していこうとしています。

また、AIやIOTといったテクノロジーの進化にも対応するために、各組織でも積極的にテクノロジーを絡めた事業を検討しています。4月にはシリコンバレーに支店を設立し、そこに社員を10名程度派遣し、新たなビジネスの発掘にも力を入れていこうとしています。

つづく

 


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