住商が求める人物像「創造、発信、協働」(3)

2017年04月19日

住友商事・採用チーム長、藤和恒さんが述べる
「我が社のビジネス・人材教育・配属・人物」

3月19日(日)に福岡市で開催された九州商社会7大商社ファイルセミナー

当日、九州各地から集まった総合商社志望の学生たちに向けて開催された4つのパネルディスカッションのうち、7大商社の採用担当者7人が登場したパートを、各商社の承諾を受けた順に4回に分けて掲載する。

その第1弾は、財閥系でありながら、風通しの良いフレッシュな社風が人気の住友商事。パネルディスカッションに登壇したのは、人事部採用チーム長・藤和恒さん。ES提出前に、また、面接前に、豊富な商社パースン経験に裏打ちされた藤さんの言葉をしっかりと心に焼き付けてほしい。住友商事・第3回は「コーポレート部門への配属や勤務」。

 

住友商事
人事部 部長代理 採用チーム長
藤 和恒
1994年入社

 

――コーポレート部門への配属や勤務について。

:私自身はコーポレートの仕事は採用しか担当したことがないので、他のコーポレートのやりがいというのはわからないのですが、恐らくやりがいのない仕事は総合商社の中にはないのではないかと思います。どんな仕事であっても役割を与えられて、働きながらやりがいを自分で見つけていくというのが実際のところだと思っています。

総合商社には配属リスクがあると言われていますが、総合商社はいろいろなビジネスを行っているので、希望するビジネスに関わることが出来ないことはあると思います。別にこれは商社に限ってあるわけではなく、他の会社も同じだと思っています。

これから皆さんは会社という組織に入るので、必ずしも自分の希望する部署に配属されるとは限りません。ただ、組織に入って働く以上、誰かがその役割を担わないといけないので、そのリスクはどこにでもあると思います。どこの会社に入っても、しっかり学び経験をして将来のキャリアとなる土台をしっかり築いていくことが必要だと思いますので、どんなことに対しても自分でやりがいを見つけ、自分でこうしたいという想いを持ってやっていく必要があると思います。

つづく

 


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