丸紅パーソンに求められる「プロフェッショナリティ、変革力、コミットメント」(4)

2017年04月27日

丸紅人事部・野村さんが語る
「我が社のビジネス・人材教育・配属・人物」

3月19日(日)に福岡市で開催された九州商社会7大商社ファイルセミナー

当日、九州各地から集まった総合商社志望の学生たちに向けて開催された4つのパネルディスカッションのうち、7大商社の採用担当者7人が登場したパートを、各商社の承諾を受けた順に掲載する。

第1弾は住友商事。そして第2弾は、就活を通じて、学生たちがどんどんその社風に惹かれて人気が高まるという独立系総合商社、丸紅。パネルディスカッションに登壇した、人事部の採用・人材開発課長、野村容さん(所属、肩書はセミナー時点のもの)からのメッセージに、商社志望の就活生は、ぜひ耳を傾けてほしい。
丸紅・第4回は「これからは“知的体育会系”だ!」。

 

○丸紅
人事部 採用・人材開発課長
野村 容
1994年入社
※所属・肩書は3月のセミナー当時のものです。

 

――求める人物像、社内で活躍している人について。

野村:「プロフェッショナリティ、変革力、コミットメント」。これは何かというと、いま、「Global Challenge 2018」という中期経営計画を我々は推進中なのですが、その中で経営陣が我々社員に求めていることなんです。プロフェッショナリティは自分の仕事のプロになりなさいということ。これは当たり前なのですが。

それから変革力。皆さんも時代の変化などを感じていると思いますが、本当に今日のやり方が明日は通用しなくなってしまう、そんな時代になっています。ですから、イノベーションを常に起こしていかなければいけない。昔のやり方でいいとかそういう考えを捨てて、常にゼロから考えるとか、そういった変革力というのが求められているのです。

それからコミットメントというのは、最後までやり切る力ですよね。何があっても困難を乗り越えて最後までやり切っていくのだと。そういう力ですよね。どんな学生に入社してほしいかといったら、やっぱりこの「プロフェッショナリティ、変革力、コミットメント」が関係してくるのですが、まだ皆さんは仕事をしたことがないのでいきなりプロと言われても困ると思います。ですから、この「プロフェッショナリティ、変革力、コミットメント」のポテンシャルがありそうな人。そういう風に言えるのではないかなと思います。

それから、社長はこんなことも言っています。「これからは知的体育会系だ」と。知的だけでもダメ、体育会系だけでもダメ。別に実際に体育会じゃなくてもコミットメント、本当にやり切る力があって、そして知的だったらいいなとか。インテリジェンスと体育会系の強さの両方がなければならないと社長は言っていましたので、そういうポテンシャルを持っている人というのが商社に向いているというか、丸紅には向いているのかなというふうに思います。

――丸紅・野村様、どうもありがとうございました。

 


関連するニュース

商社 2024年度版「好評発売中!!」

商社 2024年度版
インタビュー インターン

兼松

トラスコ中山

ユアサ商事

体験